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原油市場の監視強化へ、米商品先物取引委員会(CFTC)


実効性があるかどうかは別として、アメリカが動き出した事がちょっと意外。

先日に6月にはさらにガソリン価格が上がるという記事を紹介した際に
原油価格はそろそろピークかも?と書いたんだけど
その予想にとっては今回の件は追い風になってくれるかな?

まぁそんな予想の事なんかよりも、あのアメリカが投機集団をマークする姿勢を一応は見せたことの方が印象的だよね。
数年前(2005年だったかな)は投機と蜜月の関係だったと思うけど
今はそれどころじゃないってことなのかなぁ。

詳細についてはこちらの引用した記事をご覧下さい。


米商品先物取引委員会(CFTC)は29日、エネルギー商品取引の監視を強化すると発表した。インデックス・ファンドや英国で取引されている米原油先物商品の調査を行う。
昨年12月から原油市場に関する調査を進めていることも明らかにした。

米議会では、エネルギー商品の投機取引監視・取り締まりの強化をCFTCに求める声が強まっていた。

CFTCは、英金融サービス機構(FSA)、ICE・フューチャーズ・ヨーロッパと、エネルギー商品に関する情報共有を強化することで合意した。ニューヨーク、ロンドンで取引されている米国産標準油種(WTI)などが対象となる。

CFTCは「米エネルギー先物市場が適切に機能し、価格操作や不正行為のない市場にするため、重要な対策を講じる」との共同声明を発表した。

WTI取引の市場シェアは、CFTCが監督するニューヨーク・マーカンタイル取引所(NYMEX)が75%、ICE・フューチャーズ・ヨーロッパが25%。

カプロック・リスク・マネジメントのシニアアナリスト、クリス・ジャルビズ氏は「グローバル経済にとっての原油市場の重要性を考慮すると、すべての主要取引所を監視することが、秩序ある市場の維持に極めて重要だ」と指摘した。

ただ、今回の対策の効果を疑問視する声も出ている。
あるブローカーは「ぱっと見たところ、うまく行くとは思えない。海外の市場参加者は、取引を複数の子会社に分散して取引制限を回避するといった対策を講じる可能性が高い」と述べた。

CFTCは昨年12月から、原油取引に関する全国調査を行っていることも明らかにした。通常、こうした取引は極秘で進められるが、「現在の市場が、前例のない状況にあるため」公開に踏み切ったと説明している。

Yahoo! JAPAN ニュース
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080530-00000306-reu-bus_all
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